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上村里子、宮崎のリングに立つ
2008/06/13 00:54

 4月20日のプロボクシング宮崎大会では、2人の女子プロボクサーがリングに上がり、エキシビジョンマッチを行った。上村さんにとっては、地元で初めての試合だった。

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両者のプロフィール

 日本ボクシング協会(JBC)が女子プロボクシングを公認し、2月28日に初のプロテストを行ってから、これまでに43人の女子プロボクサーが誕生している。5月9日には女子だけの記念興行が行われ、それ以後は男子の興行のなかで女子の試合も実施されている。
 宮崎県出身の上村里子は、日本女子プロボクシング協会(JWBC)の時代から、宮崎を拠点にプロボクサーとして戦い続けていた。戦績は5勝7敗と負け越しているものの、対戦相手はデビュー戦から強豪ぞろいで、海外での試合や世界タイトル戦もあり、中身はかなり濃い。そんな彼女にとって、JBCの女子ボクシング公認とJWBCの消滅はボクサー人生の危機でもあり、転機でもあった。上村さんは宮崎在住のまま東京の山木ジムに移籍し、3月4日にプロテストを受験。見事に合格し、C級ライセンス(4回戦)を手にした。今回のエキシビジョンマッチは、プロテスト合格後最初の実戦だった。
 対戦相手の久木田恵は、鹿児島ジム所属の26歳。司書補の仕事をしながら2年前からボクシングを始め、4月12日のプロテスト(C級)に合格した。観客の前で試合をするのは初めてだったはずだ。
 エキシビジョンが会場に告げられたのは、第6試合の終了後(セミ前)。JOURNEYの“SEPARATE WAYS(WORLDS APART)”が流れるなか、両者が花道を進む。久木田さんの黒に対し、上村さんはガウンもトランクスも白という出で立ち(FIOREのロゴ入り)。傍には、正道会館宮崎支部で上村さんを指導する田野先生(72歳)がいる。上村さんはリングに上がると、四方に向かって礼をした。
 女子の試合は、1ラウンドが2分。今回はエキシビジョンなので、2ラウンドしかない。グローブは14オンスで(やけに大きく見えた)、ヘッドギアも着用する。レフェリーは、ゲストの具志堅用高氏が務めた。
 両者はキャリアの差が大きいので、パンチを打ち抜かないようにするなど、上村さんへの指示があったそうだ。プロテスト受験時はバンタムウェイトだった上村さんは、身体を少し絞っていた。
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エキシビジョンマッチ

【1R】
 サウスポーの上村さんに対し、久木田さんは右のオーソドックススタイル。身長は上村さんのほうが高い。体重は上村さんのほうが軽かったそうだ。
 このラウンドは、互いに様子を見たという感じ。どちらも動きがちょっと固いか。上村さんは右で距離を計りながら、左のストレートを時折入れていた。久木田さんは距離を詰めて、パンチを当てる場面があった。

【2R】
 上村さんは変則的な動きを見せながら、ガードに構わずパンチを当てていく。ガードが下がったとき、左ストレートが入ることもあった。
 (自分にとっては)4分間は、あっという間に終わってしまった。
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リングに上がった価値

 2人には気の毒なシチュエーションだったかな……というのが、自分の正直な感想だ。何かをアピールするのに4分は短すぎた。2人とも緊張していたから、動きが固かった。客席の反応も、エキシビジョンだからしょうがなかったとはいえ、この日の試合のなかで一番薄かったように感じる。
 しかし、2人が九州のリングで、多くの観衆の前で試合をしたことに大きな価値があったのではと思う。上村さんは地元で、湯場選手と同じ興行で試合ができた。2人のボクサーキャリアは、まだまだこれからだ。
 自分もやっと、上村さんの試合を見ることができたよ(ToT)

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