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プロボクシング宮崎大会
2008/06/15 22:55

 4月20日のプロボクシング宮崎大会では、日本タイトル戦と女子エキシビジョンの他に7試合が行われた。今回の大会は自分にとって、初めてのボクシング観戦だった。

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第1試合〜セミファイナル

【君野恵介(鹿児島) vs 平井雅樹(宮崎ワールド)】
 ライトフライ級(49.0kg)の西日本新人王戦(4回戦)。会場では概要がサッパリわからなかったので、ちょっと調べてみた。西日本は中日本地区(中部)、西日本地区(近畿・中国・四国)、西部日本地区(九州・広島の一部)からなり、まずは3地区ぞれぞれで新人王戦を行う。そして、3地区の代表で西日本の新人王の座をを争う。さらに、西日本の新人王は東日本との全日本新人王決定戦に臨む――ということらしい。
 2人とも右構え。第1Rから、距離を詰めて打ち合う。第3R、平井が1点を減点される。第4Rは打ち合いに会場が沸き、試合終了のゴングが鳴ると大きな拍手が起こった。結果は2-0の判定で、君野の勝ち。平井の減点がなければ、1-1の引き分けだった。君野は6月の西部日本決勝に駒を進めた。

【兼城千志(具志川) vs 石丸武志(ビッグアーム)】
 スーパーフライ級(52.2kg)の西日本新人王戦。さっきの試合よりは、技術的に上だった。結果は引き分けながら、兼城が中日本との対抗戦に出場することになった。

【野元真一(福岡帝拳) vs ベルセルク小川(鹿児島川内)】
 ウェルター級(66.7kg)の西日本新人王戦。これまでの試合より10kg以上も重いから、選手がずいぶん大きく見える。でも、手数やスピードは落ちる。第4Rは偶然のバッティングがあり、最後は派手な打ち合いで終わった。結果は1-0の引き分け。ジャッジ3人による○×で、代表権は野元がつかんだ。手数で上回ったのが効いたか。
 “ベルセルク”というリーングネームは、『ヤングアニマル』の漫画から来ているのだろうか。パンフで“ベルアルク小川”とされていたのは気の毒だった。ちなみに、“Berserkr”とは北欧神話の狂戦士を指す。

【日野慎吾(都城レオスポーツ) vs 大久保慎吾(鹿児島川内)】
 ライトフライ級の4回戦。両者とも1戦1敗だから、勝ったほうが初勝利となる。日野は地元選手だけに、声援が大きかった。出だし、グローブを合わせるところで、日野がパンチを繰り出す。しかし、大久保が偶然のバッティングで右目上を切り、試合はドローに終わってしまった(試合時間は58秒)。

【甲斐裕章(都城レオスポーツ) vs 結城政吾(三松スポーツ)】
 バンタム級(53.5kg)の4回戦。甲斐がいきなりダウンを奪い、さらに追撃に出たところで相手セコンドがタオルを投入した。

【吉田宗平(都城レオスポーツ) vs 高橋甲(ビッグアーム)】
 スーパーフェザー級(59.0kg)の西日本新人王戦。吉田が2-0の判定で勝ち、中日本との対抗戦に出場することになった。サウスポーの吉田は、右のボディーアッパーが当たっているように見えた。

【ボクシング教室】
 女子の試合の後、“カンムリワシ”こと具志堅用高氏のボクシング教室が行われた。具志堅氏といえば、世界王座を13回も防衛した名王者(国内最多)。小さい頃の自分にとって、プロレスならアントニオ猪木、ボクシングなら具志堅氏がヒーローだった。具志堅氏が敗れたときに受けたショックの大きさは、今でも憶えている。
 リングに上がった具志堅氏は、マイクで語りだした。「(ボクサーは)勝つボクシングをしないといけない。基本、テクニックがないと勝てない。ただ、試合では何が起こるかわからない」、「まずはジャブ、ストレートを打てるように練習してから、フットワークやダッキングを覚えていく」。マイクを片手に、リングに上がった子供たちに指導していく。その語り口が可笑しくて、会場内の笑いを誘っていた。ちなみに、具志堅氏によると、国内王者の半数近くが九州出身らしい。

【竹迫浩一郎(鹿児島) vs 大中元気(新日本周南)】
 ライトフライ級の6回戦。セミファイナルということで、この試合からラウンドガールが登場した。
 大中は元東洋太平洋ミニマム級王者。今回は4年ぶりの復帰戦だった。一方の竹迫も1年半ぶりの試合だった。第2R、大中がボディーから顔にパンチを当てて、最初のダウンを奪う。2度目のダウンは、相手のストレートをスウェーでかわしてから。ここで相手のセコンドがタオルを投げ入れた。大中は安定した試合運びが光った。
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初観戦の感想

 自分は格闘技が好きなのに、今までボクシングを生で観たことがなかった。17年前に新日本プロレスを宮崎県体育会館で初めて観てから、プロレスは2、300回、K-1と総合格闘技は数十回見ていると思うけど、ボクシングは一度もなかった。聖地と呼ばれる後楽園ホールには、プロレスでしか行ったことがない。ボクシングはテレビで見ること以外に興味がなかったから、行こうという発想すらなかった。だから、今回の宮崎大会は楽しみにしていた。
 初観戦の感想は「メインが凄かった」。メインだけ試合の質も衝撃度も違ったから、セミまではあまり印象に残っていない(リングサイドなら違ったかも)。メインだけでも会場に来た価値があったし、こういう試合を宮崎で見れたのはラッキーだったと思う。
 驚いたのは、試合を控えている選手たちが、会場内の観客に見える場所で練習していたこと。メインだけは違ったから、特別に控え室が用意されていたのだろう。些細なことかもしれないけど、自分のなかの常識が覆されたかのような光景だった。

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