照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
宮崎市在住のフリーライター・照屋による、宮崎県のスポーツサイト。自分の本音を添えて、リアルに伝えます。
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宮崎市在住のフリーライター。高校までサッカー、16年前までムエタイをやっていた。最近は四股50回が日課。

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2021年に宮崎県内で開催されるJ3・JFL・九州リーグの観客数(4月11日)
 テゲバジャーロ宮崎(J3)とホンダロックSC(JFL)、ヴェロスクロノス都農(九州)のホームゲームの観客数を記録していく。観客数は主催者発表のもの。
 2021年のスポーツも新型コロナウイルスの影響を受けている。テゲバジャーロ宮崎は最多客数5,000人の半分である2,500人を上限としており、年間を通したシーズンチケットは販売していない(半期のパスポートを限定販売)。ホンダロックSCも半分の収容人数を上限としている。

 4月11日は宮崎県内で3リーグの試合が同日に行われた。
 新富のJ3は晴天だったにも関わらず、801人で千人すら超えなかった。午前が雨だった前回よりは200人増えているが…。いかなる理由があろうとも、千人を切る試合は「赤点」扱いだ。この調子だと、たまに千人を超える程度でシーズンを終えるかも。
 木花のJFLは308人で、ホンダロックのホームゲームにしては多いほう。相手がHonda FCだったからか?
 九州リーグのヴェロスクロノス都農は今季最初のホームゲームだったが、前日になって無観客開催を発表した。日向市で新型コロナウイルスのクラスターが発生しており、都農町内でも感染者が確認されたからとのこと。さまざまな催しの告知をしていただけに、関係者にとっては無念だっただろう。
 今年も、九州リーグに限らず、J3やJFLも新型コロナの影響を受けるかもしれない。
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2021明治安田生命J3リーグ、テゲバジャーロ宮崎の結果(第5節)
 テゲバジャーロ宮崎が今年から参戦している2021明治安田生命J3リーグは15チームによる2回戦総当りリーグで行われる。日程は3月14日から12月5日まで(宮崎は第9節と第30節が休み)。上位2チームがJ2ライセンスを持っていれば、自動昇格する。3位以下の昇格はない。
 テゲバジャーロ宮崎は昇格にあたり、S級ライセンスを持つ内藤就行氏が監督に就任(前監督の倉石圭二はヘッドコーチ)。内藤監督がJクラブで指揮を執るのは初めてになる。新しく加わった選手は5名で、大幅に戦力が上積みされたとは言い難い。内藤監督は7位以内を目標に掲げている。

【第5節】vs鳥取(2-1) 3位(3勝1分1敗)
 今季3回目のホームゲーム。勝てば3連勝となる。相手はガイナーレ鳥取。2011年にJFLからJ2に参入したが、2014年からはJ3に留まっている。
 試合は前半は宮崎、後半は鳥取の流れ。前半14分、梅田のゴールで先制。22分には梅田の軽いパスに藤岡が合わせて2点目。前半の宮崎はチームの連動性もあり、個人技も冴えて、場内が沸くことが多かった。しかし、後半になると立場逆転。後半15分にバックパスを奪われた場面が起点となって失点。そこからも猛攻にさらされたものの、守備系の選手をピッチに送り続けて逃げ切った。
 宮崎は3連勝で3位に浮上している。

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第23回日本フットボールリーグ、ホンダロックSCの結果(第5節)
 第23回日本フットボールリーグ(JFL)は、17チームの2回戦争当たりリーグで行われる。開催期間は3月14日から12月5日まで。J3に昇格するチームがない場合、15位以下に降格の可能性が生まれる。
 12年連続参戦のホンダロックSCは、昨年は12位と低迷した。ちなみに、過去5年間の順位変動は激しい(4位→8位→14位→6位→12位)。宮路洋輔監督としては2年目となる。新加入は4名。ユニフォームは今までで一番カッコいいと思う。

【第5節】vsHonda(1-2) 10位(1勝2分2敗)
 2試合続けてのホームゲームで相手はHonda FC。第4節まででHondaは3勝1分の無敗だった。
 前半は1-1、後半は24分の時点で2-3とロックが常に追いかける展開。しかし、残り10分になると防御力がゼロに。あっさりと3失点して2-6で敗れた。この時点での11失点はリーグワースト。無失点は1試合だ。

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KYFA第49回九州サッカーリーグ、ヴェロスクロノス都農の結果(第3節)
 KYFA第49回九州サッカーリーグが4月3日に沖縄集中開催で開幕した。新型コロナウイルスの影響により昨年はリーグ途中で中止になったため、今年は2年ぶりの4月開幕となる。
 今季は日程が決まってから、日本製鉄大分が参加を辞退。10チームの2回戦争当たりリーグとなる。沖縄SVとヴェロスクロノス都農(旧:J.FC MIYAZAKI)の優勝争いになるだろう。

【第3節】vs川副(8-1) 1位(3勝)
 集中開催の1週間後に行われた第3節はホームゲーム。相手は初戦が2-6(vs熊教)、2戦目が2-12(vs佐賀)だった川副クラブ。監督談話によると、メンバー集めに苦労しているらしい。
 この相手には大勝したいところだが、結果は前半3-0、後半5-1の合計8-1だった。今シーズンの初失点は後半アディショナルタイムにPKを与えてのもの。無失点をどれだけ多くできるかも、今シーズンの課題だろうか。
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令和三年大相撲三月場所、宮崎県出身力士の成績
 東京で開催された令和三年の大相撲三月場所が3月28日に終わった。郷土力士7名の成績を振り返ってみる。

 幕内の琴恵光は8勝7敗。中日からの4連敗で5勝6敗と黒星が先行したものの、そこから3連勝して、3場所ぶりに勝ち越した。
 現在は177cm、135kg。幕内では大きくないものの、動きの良さが目立った。幕内でのキャリアも2年を超えて、定着できるだけの地力が付いているのだろう。今場所は前頭の東14枚目だったので、来場所も幕内下位になりそう。

 幕下西30枚目の琴砲が6勝1敗と大勝ちした。平成28年3月デビューの23歳で、キャリアは5年になる。今場所は6勝のうち、5勝が「押し出し」によるもの。七番相撲では、十両経験者の王輝を引き落として勝っている。来場所は15枚目以内に上がりそうだ。
 幕下東40枚目の勇輝は、七番相撲で敗れて3勝4敗だった。幕下にはなんとか留まれるのでは? 六番相撲は「後ろもたれ」という珍しい決まり手で勝っている。

 三段目東10枚目の棚橋は1勝6敗。1年前も東8枚目で同じ星だった。まだキャリア3年の21歳で、体重は100kgに満たない。これからだ。
 三段目西96枚目の神谷は、2場所続けての全休。

 序二段西37枚目の東岩は4勝3敗。来場所は自己最高位を更新しそうだ。棚橋と同じキャリア3年の21歳だが、こちらは体重が141kgある。
 序二段西14枚目の二十城は、所属する山響部屋から新型コロナウイルスの感染者が出たため、今場所は全休。番付は据え置かれるだろう。

 五月場所の郷土勢は幕内1名、幕下2名、三段目1名、序二段3名になるだろう。

【参考サイト】
日本相撲協会相撲レファレンス
第22回JFL、宮崎県勢の結果(第16節)
 新型コロナウイルスの影響により前半戦が中止になり、開幕が遅れていた第22回フットボールリーグが7月18日にようやく開幕した。開幕戦はすべて無観客開催(リモートマッチ)だった。
 18日の15時キックオフで今季JFLのファーストマッチになったのが、生目開催のホンダロックSCとFC大阪の試合。昨シーズンは6位だったロックは、選手の約4割が新加入というほどの入れ替わりがあり、開幕戦のスタメンのうち5名が新加入選手だった。結果は0-4。シュート数も1-8と圧倒され、警告数も3-0。完敗としか言いようがない。
 昨シーズン5位のテゲバジャーロ宮崎は19日にアウェーでのヴィアティン三重戦にのぞんだ。こちらは、スタメンのうち新加入は3名。試合は0-0で終わった。ネット中継で観たのだが、「ながら観戦」だったので書けることは特にない。
 今シーズンは特別措置として、選手交代が5人まで認められている。これを利用しているチームが多かった。
 第17節は8月23日と、間隔が空く。県勢同士の試合になるが、リモートマッチとなっている。両チームとも天皇杯の県大会に出場することになっており、8月9日の準決勝、勝てば16日の決勝に進出する。

【参考サイト】
日本フットボールリーグ
令和二年大相撲三月場所、宮崎県出身力士の成績
 令和二年の大相撲三月場所が大阪で行われた。新型コロナウイルスの拡大により、史上初の無観客での開催となったが、関係者の感染がなかったために無事に千秋楽を迎えることができた。
 一月場所が2勝13敗で十両に陥落した琴恵光は、今回は東十両5枚目で11勝4敗。1場所での返り入幕を確実にした。今場所は2日目から9連勝して、一時は十両の優勝争いの先頭に。そこからが2勝3敗で、優勝は逃してしまった……。今場所は体調が戻ったようだし、十両の立ち合いで勝負できたことが大きかったように思う。立ち合いからもろ差しになっての速攻勝ちもあれば、身体がよく反応しての逆転勝ちもあった。こういう相撲が幕内に戻って取れるかどうか、だろう。
 今場所は自己最高位が4名いたが、全員が負け越した。幕下の琴砲と勇輝は2人とも2勝5敗だったが、幕下には残れると思う。初めての幕下を射程内に入れていた棚橋は1勝6敗、序二段の東岩は何があったのか7連敗。三段目で5勝した神谷は自己最高位を更新できそう。二十城は6勝1敗の好成績を残したが、三段目には微妙に届かないと思う。
 とういうわけで、五月場所の郷土勢は幕内が1人、幕下が2人、三段目が2人、序二段が2人になりそうだ。

【参考サイト】
日本相撲協会相撲レファレンス
第24回たんぽぽ賞は、宮崎県産馬が4年ぶりに勝利
 3歳の九州産馬による、JRAも含めた全国交流重賞の『第24回たんぽぽ賞』が佐賀競馬場で2月27日に行われた。ちなみに、新型コロナウイルスの拡大防止のため、佐賀競馬場はこの日から無観客での開催となっている。

 九州産馬限定のビッグレースは3つある(カッコ内は1着賞金)。たんぽぽ賞は3歳馬のみのレースだ。

2歳:ひまわり賞(8月下旬、JRA小倉、芝1200m、1400万円)
3歳:たんぽぽ賞(2月下旬、佐賀、ダート1400m、700万円)
3歳以上:霧島賞(8月中旬、佐賀、ダート1400m、800万円)

 今回は11頭により争われ、川崎から遠征してきた2番人気のトキノノゾミが優勝した。このトキノノゾミは唯一出走していた宮崎県産馬で、生産者は小林市の田上勝雄氏。宮崎県産馬の優勝は2016年のナンゴクロックオン以来なのだが、同馬も田上氏の生産馬だった。
 トキノノゾミは2019年のJRAブリーズアップセールで取引(1,188万円)された後に、7月5日に川崎競馬場でデビューして勝利。ただ、以後はオープンで足りない成績が続く。1月28日に川崎で行われた、JRAの未勝利クラスとの交流戦で久しぶりに馬券圏内(3着)に入り、今回のレースで2勝目をあげた。通算成績は10勝2敗。
 血統を見てみる。父のフリオーソはブライアンズタイム直仔で、船橋の名伯楽だった故・川島正行調教師のもとでJpnIを6勝した名馬だ。種牡馬としては2014年生まれがファーストクロップで、2019年の東京ダービーを勝ったヒカリオーソや、高知競馬生え抜きとして2017年の西日本ダービーなどを勝ったフリビオンらを送り出している。2020年の種付け料は100万円。公営出身の種牡馬としては異例の活躍ではないだろうか。
 母のプラチナアリュールはゴールドアリュール産駒で、JRAで2戦未勝利。3代母に高松宮杯とスワンステークスを勝ったイットーがいる。イットーといえば、初仔が桜花賞などを勝ったハギノトップレディで、他にも宝塚記念などを勝ったハギノカムイオー、公営で活躍したフジノカズサオーが産駒にいる。この、(イットーの3代母である)マイリーを祖とする「華麗なる一族」からはJRA最優秀スプリンターのダイイチルビーなどが出ているし、現在も産駒を送りつづけている。
 プラチナアリュールは2016年に静内でフリオーソを種付けして、その後、宮崎に移動してトキノノゾミを生んでいる。今回のたんぽぽ賞の出走馬を見ると、このように、九州以外で繋養されている種牡馬の産駒が目立つ。
令和二年大相撲一月場所、宮崎県出身力士の結果
 令和二年最初の大相撲。2横綱の途中休場、豪栄道の大関陥落、高安の平幕への陥落など「世代交代」を大きく意識させる場所だった。ただ、その次の世代に抜けた存在がいないことを、幕尻力士が優勝したことで証明した場所でもあった(德勝龍は見事な内容での優勝)。個人的には、遠藤に期待していたのだが……。白鵬に勝った一番は凄かったのに……。

 西前頭13枚目の琴恵光は1敗→2勝→12連敗で、まさかの2勝13敗だった。通算8場所目(連続7場所目)となる幕内ではワーストの成績で、昨年の九月場所から7勝8敗→5勝10敗→2勝13敗と下降している。今場所は10日目で負け越しが決まり、12日目で十両陥落がほぼ決まっていた。
 なぜ、こうなったのか? 場所中にどこかを痛めたような様子はない。もともと、琴恵光は幕内では「立会いで当たり負ける」「しかも、胸から当たる(首が良くないらしい)」ので、「立会いをこらえて反撃」というのが勝ちパターンだ。しかし、今場所は4日目以降「粘りがない」「反撃ができない」という感じで、一方的に敗れる相撲が目立った。初日なんかは敗れても場内が沸いた大相撲で、期待していたのだが……。
 相手から見れば、琴恵光に立会いの怖さはないし、しかも胸を出してくれる。相撲を取りやすいのではないだろうか。幕内で1年が経ち、相手が対策十分になったのかもしれない。先手を取れない今のスタイルの限界が見えた、とも言える。
 三月場所は十両の中位まで落ちることが予想される。危機感を持って臨むだろう。

 幕下の2人は勝ち越した。西45枚目の勇輝は3連敗から4連勝。幕下では初めてとなる連続勝ち越しを決めた。西47枚目の琴砲も後半の4連勝で5勝2敗。
 三段目で東22枚目の棚橋も4勝3敗で勝ち越し。ここまでの3人は自己最高位を更新しそうだ。途中休場&再出場があった西71枚目の神谷は2勝4敗1休。
 序二段で東46枚目の二十城は、七番相撲で敗れて負け越し。西95枚目の東岩は5勝をあげた。

 三月場所の郷土勢は十両1名、幕下2名、三段目1名、序二段3名になりそうだ。

【参考サイト】
日本相撲協会相撲レファレンス
第20回JFL、宮崎開催の観客数
 第20回日本フットボールリーグ(JFL)に宮崎県の2チームが参戦した。この記事は、両チームのホームゲームでの観客数を記していったものだ。ただし、この主催者が発表する観客数は「観客席にいる人の数」や「チケット購入者の数」と同一ではないと自分は考えている。奈良クラブの水増しは酷いが。
 テゲバジャーロ宮崎とホンダロックSCの入場者数について、簡単に分析してみた。小数点以下は切り捨てている。天候については、少しでも雨が降ったら「雨」という扱いにしている。本当は標準偏差も載せたほうがよいのだろうが、面倒だったので、データの散らばりについては目で見た印象で語らせていただく。

【テゲバジャーロ宮崎】
全入場者数:13,624人
平均入場者数:908人
会場別の平均入場者数:生目(8試合) 1,082人、木花(6試合) 726人、延岡(1試合) 607人
曜日別の平均入場者数:土曜(3試合) 1,153人、日曜(12試合) 847人
天候別の平均入場者数:晴or曇(10試合) 962人、雨(5試合) 799人
季節別の平均入場者数:春(4試合) 1,086人、夏(6試合) 993人、秋(5試合) 663人
最多入場試合:6月1日(土、曇、生目、vs青森) 1,976人
最少入場試合:7月14日(日、曇時々雨、生目、vs滋賀) 514人
入場者分布:(401~600人) 2試合、(601~800人) 6試合、(801~1,000人) 3試合、(1,001人以上) 4試合

【テゲバジャーロ宮崎の分析】
・木花よりも生目のほうが人が集まりやすい。
・シーズンが進むにつれて、入場者数が減っている。
・9試合が601~1,000人。1,000人を超えたのは4試合。

【ホンダロックSC】
全入場者数:5,169人
平均入場者数:344人
会場別の平均入場者数:生目(4試合) 466人、木花(4試合) 335人、延岡(2試合) 273人、小林(3試合) 316人、都農(1試合) 282人、串間(1試合) 183人
曜日別の平均入場者数:土曜(7試合) 229人、日曜(8試合) 445人
天候別の平均入場者数:晴or曇(11試合) 301人、雨(4試合) 462人
季節別の平均入場者数:春(5試合) 401人、夏(5試合) 326人、秋(5試合) 306人
最多入場試合:5月19日(日、雨、生目、vs宮崎) 837人
最少入場試合:3月23日(土、晴、木花、vs流経大) 168人
入場者分布:(200人以下) 3試合、(201~400人) 8試合、(401~600人) 3試合、(801~1,000人) 1試合

【ホンダロックSCの分析】
・宮崎市以外だと400人は超えない。
・宮崎市内でも、木花よりは生目のほうが人が集まりやすい。
・200人以下の試合が3回あったように、土曜は集客が悪い。

【まとめ】
 テゲバジャーロ宮崎は、ほとんどが宮崎市での開催だった。ホームタウンにしているのは宮崎市と、その北隣にある新富町であり、商圏を県央エリアに絞っていると考えられる。
 開幕前から、J3参入条件のひとつである「平均入場者数2,000人」という数字がクローズアップされてきた。しかし、終わってみれば、この数字に到達した試合は1回もなく、平均も目標の半分以下の908人にとどまった。ただ、前年よりは伸びている。もともと九州リーグ時代から人気が低かったチームなので、JFLに昇格してからの2年間で前進はしていると言える。
 テレビや新聞への露出は、宮崎県で過去に活動したスポーツチームのなかでは抜群に多いと思う。その助けもあってか、シーズン序盤は1,000人を超える試合もあったが、シーズンが進むにつれて関心も薄れてきたのか、入場者数も右肩下がりになっていった。この落ち込みをどう防ぐかが、集客アップのカギのひとつになるだろう。
 600人以下の試合が2回あったが、これは無くさないといけない。現状の数字に400人の上積みができれば、コンスタントに1,000人を超えることにはなる。
 一方のホンダロックSCは、宮崎市以外での開催が半分ほどあったが、市外だと客足が落ちてしまいがちだった。土曜開催が多いのもネックになっていたようだ。平均入場者数の344人はテゲバジャーロ宮崎の半分にも達していないが、もう少し増えればと思う。
 両チームに共通しているのは、木花よりも生目のほうが集客が良いこと。2020年シーズンは、どれだけ生目で開催できるかが大切かもしれない。
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第20回JFL、宮崎県勢の結果
 第26回日本フットボールリーグ(JFL)はHonda FCの4連覇、FC今治のJ3参入、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎の降格という結果に終わった。
 では、宮崎県から参加した2チームはどうだったか? 16チームがいるなかで、テゲバジャーロ宮崎が勝ち点41(10勝11分9敗)で5位、ホンダロックSCも勝ち点41(10勝11分9敗)で6位だった。両チームを分けたのは、わずか1点の得失点差だった(テゲバは+3、ロックは+2)。ちなみに、両チームの対戦はテゲバの1勝1分に終わっている。
 両チームとも上位である。前期の通算順位はテゲバが12位、ロックが14位だったから大きく伸びた。ただ、素直に喜べるものではないと思う。なぜか? 4位の東京武蔵野シティFCと5位のテゲバは勝ち点7の差がある。一方で4位のテゲバから14位の奈良クラブまでも勝ち点差は7。つまり、5位から14位まではダンゴ状態だったということだ。
 2020年の今シーズンは両チームとも、ワンランクアップして4位以内に食い込んでほしい。

【参考サイト】
日本フットボールリーグ
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