照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
宮崎市在住のフリーライター・照屋による、宮崎県のスポーツサイト。自分の本音を添えて、リアルに伝えます。
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第34回佐賀記念(JpnIII)
 中央地方交流のダート重賞が佐賀競馬に2つある。1つは真夏のスプリント戦、サマーチャンピオンシップ。もう1つは2月に開催される中距離レースの佐賀記念。2007年2月12日、第34回佐賀記念に行ってきた。
フラッグ

 
ダートグレードとは?

 日本の競馬は1つではない。大きく分けて、2つある。“中央競馬”と“地方競馬”だ。中央競馬は特殊法人である日本中央競馬会(JRA)が主催する競馬。全国に10ある競馬場で、年間を通して開催されている。世間一般で“競馬”といえば、中央競馬のことだろう。一方、地方競馬(公営競馬)は地方自治体や競馬組合が主催している。2007年現在、地方競馬を開催している主催者は16、競馬場は19ある。地方競馬はダートコースのみで(盛岡は芝もある)、規模や人気は中央競馬より低い。しかし、重種馬がソリを曳くばんえい競馬やナイター競馬といった、地方競馬ならではの楽しさがある(自分は地方競馬のほうが好き)。
 この2つは別物。昔は交わることさえ許されなかった。最初の交流は1973年10月21日、東京競馬場で行われた『第1回地方競馬招待競走』。ここで初めて、中央と地方が同じレースで競った。翌年には公営の大井競馬場で『第1回中央競馬招待競走』が実施された。これは場内を観客が埋め尽くすほどの関心を呼び、発走が40分も遅れるほどだった。80年代になると交流レースはわずながら拡大。中央では『ジャパンカップ』、地方では『帝王賞』などが舞台となる。互いの騎手を招待しての交流競走も実施されるようになった。そして、現在――別物であることに変わりはない。たとえば馬主、調教師、騎手のライセンスは別々だ。しかし、交流の機会は大幅に増えた。交流レースは中央でも地方でもほぼ日常的に行われている。
 交流レースの大きな柱になっているのが、ダートグレード競走だ。2007年現在、中央競馬に13レース、地方競馬に37レースあり、それぞれが3段階で格付けされている。最上位のGI(JpnI)は12レースある。地方競馬にとって、ダートグレード競走は“ビッグレース”であり、“客を呼べる興行”でもある。中央競馬のスター騎手や有名馬が参戦するため、普段は訪れないファンもやって来る。全国発売もされるので、売上も大きくなる。
 佐賀競馬(佐賀県鳥栖市)にはJpnIIIのダートグレード競走が2つある(2007年3月まではGIII表記)。2月の建国記念日(or振替休日)に実施される佐賀記念は距離が2000mで、1995年から交流レースになった。2001年に新設されたサマーチャンピオンはお盆開催で、距離は1400m。1着賞金はともに3000万円。一方、荒尾競馬(熊本県荒尾市)はダートグレード競走がない。中央地方交流は九州産馬限定レースの霧島賞、たんぽぽ賞がある。


賑わいの佐賀競馬場

 佐賀記念が行われる佐賀競馬場はたくさんの人・人・人だった。1万台が収容できる大駐車場も車でだいぶ埋まっている(この駐車場は出るのが大変)。スタンド内もパドックも、レース時のスタンド正面もとにかく人でいっぱいだ。公園は家族連ればかりで、小さい子供がポニーに触っている。若い女性も多い。こういう日は普段は訪れないような人も来て、客層の幅がグッと広くなる。
 主催者もファンサービスをいつも以上に充実させる。まずは、来場者プレゼント。先着1500名に牛革の携帯ストラップが配られた。そして、ゲストによるトークショー。この日は競馬実況で有名な杉本清氏、競馬ライターの井上オークス氏が招かれていた。佐賀競馬場ならではのものとしては、からつバーガーの出店。ビッグレースの日だけ出店するそうだ。いい匂いにつられてか、行列が絶えなかった。
 今回は直前になって、武豊の騎乗が決まった。主催者にとってもファンにとっても、うれしいことだっただろう。世間での知名度が抜群に高いだけに、武豊の影響力は計り知れないものがある。立て看板の文字は、『佐賀記念』よりも『武豊』のほうが大きかった。
立て看板 スタンド前
グッツ ラチ沿い


出走馬

 佐賀記念の出走はフルゲートの12頭。勝負になるのはJRA勢4頭と名古屋のキングスゾーンだけ……というのが、自分の予想だった。馬券はクーリンガーを軸にして購入。買い目を絞ったため、サイレントディールは外した。出馬表はこちら

【JRA(4)】
クーリンガー(牡8・57kg・和田竜二)
 切れる脚がない、ジリ脚タイプ。その力はパワーが優先される地方の深い馬場で発揮される。佐賀記念は過去3回出走し、1着1回2着2回。2走前の東京大賞典で2着に入っているように、衰えは見られない。1番人気に推された。
マイネルボウノット(牡6・57kg・後藤裕輝)
 昨年の優勝馬。これが重賞初制覇だった。その後、名古屋大賞典(1900m)や東海ステークス(2300m)で2着したように中長距離向き。しかし、休養から復帰して以後は状態がピリッとしない。2番人気。
バンブーエール(牡4・56kg・池添謙一)
 出走メンバーのなかで一番若い4歳馬。3歳のJpnIレースであるジャパンダートダービー、ダービーグランプリで2着の実績を誇る。叩き2走目。3番人気。
サイレントディール(牡7・57kg・武豊)
 エリザベス女王杯を勝ち、国際GIのドバイワールドカップで2着に入ったトゥザヴィクトリーの全弟。同馬も3歳時の武蔵野ステークスを勝ってから、ダートも使われるようになった。フェブラリーステークス2着、帝王賞3着と実績も残している。ただ、成績が安定しない。武豊でも4番人気だった。

【佐賀(4)】
ナムラハンニバル(牡6・56kg・吉田順治)
 地元のエース。JRAでデビューして2勝未勝利の後、荒尾に転厩(さらに佐賀へ)。九州で才能が開花して、重ねること1着29回2着2回。暮れの中島記念も勝ち、九州最強馬の称号を手にした。ただ、こういう馬が一線級と対戦してコロッと負ける……というのはよくある。5番人気。吉田JKは宮崎出身。
タイキシリウス(セン11・56kg・鮫島克也)
 メンバー最高齢。JRA、岩手、そして佐賀と流れて来た。重賞は未勝利ながら、堅実な成績を残している。鞍上は地方競馬の名騎手。
カシノコールミー(牝8・54kg・川野幸治)
 九州産馬。西原玲奈を背に、“九州産馬の天皇賞”と言われる霧島賞を勝ったことがある。宮崎田野場外オープン記念など、近走で特別を2連勝している。川野JKも宮崎出身。
ザオリンポスマン(牡6・56kg・長田進仁)
 佐賀一筋の6歳馬。短距離から中距離までこなす。父がコンサートボーイというのが泣ける。

【他地区(4)】
キングスゾーン(牡5・56kg・名古屋・安部幸夫)
 6番人気に推されたように、他地区ではこの馬が一番。3ヶ月前に2000mの浦和記念(JpnII)で2着に入った。半年後のサマーチャンピオンを勝つことは、もちろん誰も知らない。
タガノインディー(牡8・56kg・兵庫・木村健)
 ガルチ産駒の外車。3ヶ月前に兵庫に移籍してから、地元の重賞を連勝している。調子はいい。
タフネスゴールド(牡8・56kg・金沢・前野幸一)
 北陸からの参戦。暮れの地元重賞(中日杯)を勝ってはいるものの、当地のナンバー1ではない。
シルキーゲイル(セン8・56kg・高知・倉兼育康)
 高知のオープン馬。東京大賞典に挑戦して11着だったように、全国レベルのレースは敷居が高い。倉兼JKは、高知競馬実況の橋口さん曰く「土佐の暴れん坊」。第5レースに騎乗して勝っている。
手書きの出馬表


パドック

 パドックの周囲も人・人・人。中央競馬のGI並みだ。2つ前のレースの時点で、最前列で待っている人たちがいた。もう、馬を見られる位置に割り込むことはできない。
 そんな人ごみを尻目に、出走馬が悠々とパドックを周回している。各馬の様子は、全国の地方競馬の発売所に中継されている。馬の歩様や馬体はどうか、多くのファンが専門紙を片手に凝視していることだろう。
 やがて、騎乗合図がかかり、ジョッキーたちが騎乗する。人馬がパドックを出ると、パドックの周りはあっという間に人がいなくなった。
パドック サイレントディール
クーリンガー シルキーゲイル


レース

 佐賀競馬場の2000mは向正面の2コーナーからスタートして、1400mのコースを1周半する。レースが動くのは2周目の向正面。最後の直線に入る時点で好位置につけておかないと厳しい。
 16時にスタート。バンブーエールが好ダッシュからハナを奪う。この後にマイネルボウノットやクーリンガーなど有力馬が続く。1周目の直線に入ってもそのまま。ペースに着いていけない低人気馬は後方で集団を作っている。
 ゴール板を過ぎるあたりで、武豊が動く。サイレントディールが先頭に立つ。2コーナーではクーリンガーが2番手に上がる。3コーナーに入った時点で、勝負はこの2頭に絞られる(自分は絶望)。直線に入り、クーリンガーがサイレントディールに迫る。しかし、差は詰まらない。半馬身の差をつけ、サイレントディールが先頭でゴールした。2分7秒4はレコードタイム。6馬身後方の3着はキングスゾーン、4着はタガノインディー。5着は“着を拾うレース”をした地元のタイキシリウス(5着まで賞金が出る。5着でも150万円)。僅差の6着がナムラハンニバル、7着がマイネルボウノット。バンブーエールは直線に入ってズルズル下がり、最下位に沈んだ。
 配当は単勝が440円、馬連単が1110円と安め。三連単は11570円。佐賀記念の売上は2億3622万9200円だった(場外は入ってない?)。なかなかの売上だった。レース成績表はこちら
スタート 1周目
ゴール 帰還


表彰式

 喜びの武JKは馬を下りると、厩務員とガッチリ握手。池江泰郎調教師も笑顔だ。クーリンガーの岩元調教師が苦笑いしながら、武JKに「昨日頑張って、今日は遠慮してほしかったわ」と声をかける。ちなみに、武豊(騎手)、池江泰郎(調教師)、金子真人ホールディングス(馬主)という組み合わせはディープインパクトと同じだ。
 表彰式は武豊を見ようと(一部はサインを貰おうと)、多くのファンがお立ち台を囲んだ。武JKはレースについて「馬が気分よく走っていたので、それを損ねないようにしました。(先頭に立ったのは)早いと思ったけど、思い切って行きました」と振り返った。最後は「また来ますので、よろしくお願いします」と、彼らしい一言で結んだ。
握手 鞍を外す
口取り お立ち台


あとがき

 馬券は外れた。自分と武豊、相性がむっちゃ悪い。買うと来ない、買わないと来る。天皇賞(秋)をエアグルーヴで勝ったときからの因縁だ。あのとき、自分はバブルガムフェローともう1頭を買ってたから、府中で悶絶した。メイセイオペラが勝ったフェブラリーステークスでは、メイセイ→タイキシャーロックを厚めに買っていたところへ、武豊のエムアイブランが割り込んできやがった。友人は数十万円儲けたのに。武豊から買って、ゲートオープン直後に落馬したこともあったな…。
 武豊で美味しい思いをしたこともある。5年前の佐賀記念。武豊騎乗のマンボツイストが1番人気になった。しかし、どう考えても2番人気に甘んじたミツアキサイレンスで鉄板だった。というわけで、ミツアキ→マンボで1点勝負。ウハウハだった。
 以上、昔話でした。
この記事に対するコメント
行ってました~
高知競馬 黒船賞GIIIとは、くらべものにならないほどの人でビックリしました

2コーナーでサイレントディール 武豊騎手が先頭に立ったとき、ファンの地響きのような歓声に思わず落馬でもしたのかと・・・(^_^;)

本当に行って良かったなぁと思いました
【2007/09/14 20:25】 URL | にゃお吉 #7rCFtE8k [ 編集]

にゃお吉様
書き込み、ありがとうございます。
当日は凄く賑わってましたね。
あれだけ多いと、落ち着かないですけどね(^-^;
まあでも、大井であった第1回JBCとか、3年前の黒船賞(最終Rはハルウララ)よりかは随分マシでした。
【2007/09/17 14:11】 URL | 照屋 #/ULP3HG6 [ 編集]


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