照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
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ソフトボール女子1部リーグ宮崎大会
 第40回ソフトボール女子1部リーグの第3節4試合が5月12日と13日、アイビースタジアムで行われた。自分は初日にあったルネサス高崎vs靜甲を観てきた。

【関連記事】
ソフトボール女子1部リーグ宮崎大会の結果 (PC版) (携帯版)
ルネサス高崎 vs 靜甲

 
女子ソフトボールリーグとは?

 女子ソフトボールの日本リーグは二部制。1部リーグは12チームによる2回戦総当り、2部リーグは18チームによる1回戦総当りで実施されている。1部と2部は入れ替えがあり、1部の優勝は上位4チームによる決勝トーナメントで決められる。
 2007年の1部リーグは12チームが4チームずつに分かれ、3つの開催地で1節につき2日間(もしくは3日間)の日程で試合を行っている。今年は第3節(5月12~13日)の4試合がアイビースタジアムで行われた。1部リーグが宮崎県で開催されるのは、一昨年の9月以来だ(2部リーグは昨年あった)。
 宮崎に来たのはルネサス高崎、豊田自動織機、トヨタ自動車、靜甲(せいこう)。ルネサス高崎、豊田自動織機は優勝争いに毎年絡む強豪で、日本代表選手が顔を揃える。トヨタ自動車は今春、生目の杜運動公園でキャンプを行った。靜甲は昇格したばかりのチームだ。試合は1日に2ゲームずつ。2日目にはルネサス高崎vs豊田自動織機の“黄金カード”が組まれた。
 競技場はアイビースタジアムのグラウンドの中に作られる。女子ソフトのグラウンドは野球よりも小さく、本塁と外野フェンスの間は67.06m、塁間は18.29m、投捕間は12.19mとされている。外枠は仮設のフェンスや網で区切られ、ピッチャーズサークルはマウンドの前に作られる。ベンチも球場のものは使わず、グランド内に作られる。丸見えのベンチは、ソフトボールならではの楽しみと言える。
アイビースタジアム 靜甲の幟
ルネサスベンチ 靜甲ベンチ


ルネサス高崎 vs 靜甲

 残念ながら今回、自分が行けたのは1ゲームだけ。1日目の第2試合、ルネサス高崎vs靜甲だった。
 ルネサス高崎は宇津木妙子総監督、宇津木麗華監督が率いる。日本代表のエース・上野由岐子は翌日に備えて温存。ベンチには“ルネサス高崎”と書かれた高崎名物・達磨(だるま)が置かれている。達磨を見ると、高崎競馬場のスタンドで食べた『ハローキティのだるま弁当』を思い出す…。スタンドの応援はかなりにぎやかだ。ブラスバンドもいれば、男性チアリーダーもいる。チャンスになると、“いけいけ”と書かれたボードが登場する。応援団も高崎から来てるんだろうか…。
 靜甲はスタンドに“夢を掴め! 靜甲”と書かれた横断幕や、選手名の入った幟が掲げられている。

【ルネサス高崎(黒)】
1番:三科真澄(ショート)、2番:山本優(サード)、3番:国吉早乃花(ライト)、4番:峰幸代(DP)、5番:岩渕有美(センター)、6番:乾絵美(キャッチャー)、7番:大久保美紗(ファースト)、8番:柳川直子(レフト)、9番:伊藤友里恵(セカンド)、打席無し:黒川春華(ピッチャー)

【靜甲(白)】
1番:大矢留美(サード)、2番:前田真美(レフト)、3番:滝真由美(DP)、4番:計盛志津子(ファースト)、5番:田中美穂(キャッチャー)、6番:鈴木優子(ショート)、7番:奥村理代(センター)、8番:白井加奈絵(ライト)、9番:尾方栄里(セカンド)、打席無し:鈴木麻美(ピッチャー)

【試合】
 2回表、2-0で高崎がリード。そして、1死満塁で三科がホームラン。高崎ベンチは大騒ぎだ。さらに3塁打が飛び出す。しかし、得点にはならず。靜甲のピッチャーはシモン・エライネ。
 2回裏、靜甲の攻撃は三振を含む三者凡退。高崎は内野の守備が巧い。
 3回表、靜甲が好守を見せる。しかし、セーフティーバントや盗塁で2死2塁になる。点は入らず。
 3回裏も三者凡退。高崎のショート・三科が流れるような動きでボールを捌いた。
 4回表、高崎の攻撃。ラインギリギリのボールをサードが弾いてしまう。1塁に投げるも、間に合わない。直後のレフトライナーは前田がジャンピングキャッチ。抜けていたら、間違いなく長打になっていた。しかし、4番・峰のセンターヒットで高崎が1点追加。6番・乾はピッチャーゴロで1→2→3のゲッツー。
 4回裏、靜甲の4番・計盛がツーベースヒットを放つ。
 5回表、高崎の攻撃。先頭打者が出て、無死1、3塁になる。マウンドに靜甲ナインが集まる。この後、1塁ランナーのスチールを刺して1アウト。さらに、ファーストゴロで2アウト。次は1番バッター・三科。外野が深めに守る。しかし、セカンドフライでチェンジ。
 5回裏、1アウトから出塁する。これをバント、スチールで送って2死3塁。しかし、次のバッターがキャッチャーフライで、本塁に帰すことができない。
 6回表、先頭打者がツーベースヒットで出塁する。しかし、点にならない。風が強くて、グランドは砂嵐状態だ。
 6回裏、靜甲は三者凡退。
 7回表、先頭打者の乾がレフトラインギリギリのヒットで出塁。タイムリーヒットで8点目が入り、さらに三科のツーランホームランで10点目。高崎は打力が違う。
 7回裏、高崎は新人の山下絢がリリーフ。靜甲は3番から。滝の当たりはサードライナー。これを山本が巧くキャッチして1アウト。4番・計盛はショートゴロで2アウト。しかし、レフトヒットとバントで2、3塁にランナーが出る。ここで初めて、高崎ナインがマウンドに集まる。バッターは7番・奥村。内野ゴロでゲームは終わった。投攻守に上回るルネサス高崎の大差勝利だった。MVPは好守に大活躍の三科。記念品が贈られた。

ルネサス高崎 10 - 0 靜甲
高崎 150 100 3 │ 10
靜甲 000 000 0 │ 0

バッティング 靜甲のピンチ
ルネサスの得点 沸くルネサスベンチ


女子ソフトボールの面白さ

 ソフトボールは面白い。自分は女子の団体競技のなかで、1番目か2番目に好きだ。その醍醐味は何か?
 まずは、テンポの良さ。ソフトボールは野球よりもフィールドが狭いせいか、ゲームが小気味よく進む。イニングも7回までで、延長はタイブレーカー方式(無死2塁から開始)。ダラダラした展開にはならない。
 フィールドの狭さは緊迫感も生んでいる。塁間が狭いだけに、守備のちょっとしたミスが相手のチャンスにつながる。内野の選手たちはこれでもかというぐらい、前に出る。ピンチの芽を摘み取るスピード、テクニック、そしてコンビネーションには感心させられる。
 女子ソフトは上位と下位の試合でも1点差を争うゲームになることが多いように感じる。2年前の宮崎大会がそうで、僅差のゲームが続いた。特に戸田中央総合病院と豊田自動織機、日立&ルネサス高崎(当時)と豊田自動織機の試合は劇的だった。今回も織機と高崎の試合は8回タイブレークで決着がつく接戦だった。
 女子ソフトのグランドは活気がある。選手たちはフィールド上では砂埃にまみれながらボールを追い、ベンチでは飛び跳ねるようにチームメイトに声援を送っている。これで、長髪をなびかせる美人プレイヤーがいたら最高なんだけど。
靜甲ナイン MVPの三科
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