照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
宮崎市在住のフリーライター・照屋による、宮崎県のスポーツサイト。自分の本音を添えて、リアルに伝えます。
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予想外の快勝と惜敗
 第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会の宮崎県予選は7月27日に1回戦、8月10日に2回戦が行われた。エストレーラ宮崎FCは初戦で県1部のチームに快勝しておきながら、2回戦は格下と思われた県3部のチームに敗れてしまった。

【関連記事】
第88回天皇杯サッカー宮崎県予選の結果 (PC版) (携帯版)
エストレーラ宮崎FC vs 寺門健
 
初戦

 エストレーラ宮崎FCは、県リーグでのここ2試合、不甲斐ないゲームが続いている。特に、2週間前の楽蹴クラブと引き分けた試合は、最低といっていい内容だった。対する寺門健は、MSU FCと1-1の引き分け。2ヶ月前の直接対決はエストレーラが3-0で勝っているとはいえ、最近の試合振りは寺門健のほうが上回っている。自分の予想は「寺門健が勝つ」だった。
 会場は小林総合運動公園陸上競技場で、キックオフは12時。日差しが強く、かなり暑かった。試合時間は40分ハーフ。同点の場合は、すぐにPK戦になる。

【エストレーラ宮崎FC(赤)】
System:4-4-2
GK:山下貴史(1)
DF:合田和幸(19・左SB)、佐々木圭太(2・左CB)、望月勝(3・右CB)、神谷亮太(4・右SB)
MF:中川孝(20・左SH)、城和憲(5・左DH)、鷹巣雄太(6・右DH)、瀬戸口優太(17・右SH)
FW:大脇辰也(16・左FW)、富永達郎(23・右FW)
Sub:図師啓之(7)、土居裕斗(13)

【寺門健(白)】
System:4-4-2
GK:徳尾忠男(1)
DF:木村明博(17・左SB)、藤下大樹(30・左CB)、緒方剛(14・右CB)、福島清秀(2・右SB)
MF:濱田直起(11・左SH)、井上貴裕(10・左DH)、岩田慎太郎(8・右DH)、竹井佑介(7・右SH)
FW:大山忠義(16・左FW)、増田浩樹(36・右FW)
Sub:不明


エストレーラ宮崎FC vs 寺門健

【前半】
 開始直後、寺門健のCKになる。しかし、これはエストレーラが防ぐ。6分、エストレーラが右サイドでカットしたボールを城→瀬戸口→大脇とつなぎ、大脇が相手DFを交わしてゴール右隅に先制弾を決める。
 これでリズムをつかんだのか、エストレーラがポゼッションで上回る形でゲームが進む。8分、鷹巣のミスでピンチになりかける。9分、右サイドでカットしたボールをりゅうぞうが縦に送り、瀬戸口がドリブルで突破してCKを得る。10分、バイタルエリアの空いたスペースからシュートを打たれるものの、キーパーの山下が好セーブを見せる。11分、エストレーラの右CK。城がファーサイドに上げたボールは誰もシュートを打てない。16分、寺門健の反撃。グラウンダーに、ファーサイドから回り込んだ増田が合わせる。しかし、シュートは枠の外。
 17分、城のアーリークロスに合わせて、富永がDFラインを突破。ボールをトラップし、キーパーの飛び出しを見ながらゴールを決める。ハンドの判定で得点にはならなかったものの、何かをやってくれそうな気配は感じさせた。そして、19分。縦の突破で富永が飛び出し、相手DFを連れながら2点目を決めた。
 22分、エストレーラのCKから寺門健がカウンターを仕掛ける。ゴール前で3vs3になり、寺門健がシュートするも、ボールはバーを越える。23分、DFラインを抜けそうなボールに対し、りゅうぞうが読み良く追いついてカットする。この後のCKでもりゅうぞうが好プレーを見せて、再びCKに逃れる。寺門健のファーサイドからのヘディングシュートは、枠を捉えきれない。
 27分からは再び、エストレーラが攻勢を見せる。30分、秋山がベンチから「中盤、間延びしてるぞ」と声を掛ける。35分、りゅうぞうがオーバーラップして、グラウンダーをゴール前に送る。これに富永が合わせて、3点目が入る。さらに36分、寺門健のCKからカウンターを仕掛け、最後は富永が決めて、ハットトリックを達成した。

【後半】
 2分、寺門健の中盤のパスミスを城がカットして、そのままドリブルで運んでシュート。3分、左サイドのスローインから富永がキープし、パスを受けた中川がサイドをえぐるようなドリブルで上がり、マイナスのパスを出す。これを城がシュートして、5点目が入る。相手を崩してのゴールだった。
 4分、大脇がシュートを放つ。6分、寺門健がカウンター。これに望月が追いつけない。佐々木が戻るも、増田に交わされ、1点を返される。しかし直後、瀬戸口が右サイドをドリブルで数人交わして、そのままゴール。点差を再び5点に戻した。
 9分、りゅうぞうのオーバーラップに合わせて、城がパスを出す。りゅうぞうがドリブルで持ち込み、グランダーを転がして絶好機が生まれる。しかし、最後が合わない。10分、鷹巣がミスして、右サイドからの突破を許してしまう(シュートはサイドネット)。15分、エストレーラのカウンター。しかし、富永のシュートはキーパーの正面。16分、城がドリブルで倒されてFKを得る。城のシュートは枠を捉えるも、キーパーの好セーブに阻まれる。両チームとも、ピンチとチャンスが連続している。
 19分、富永が遅延行為でイエローをもらう。20分、中盤でボールを奪い、エストレーラがカウンター。中川が出したボールを大脇が決めて、7点目が入る。22分、鷹巣と図師が交代。直後、寺門健がCKからシュートを放つも、ボールはバーを越える。24分、再び寺門健のチャンス。右クロスを上げるものの、ゴール前でフリーの選手に合わない。しかし26分、カウンターから2点目を返す。
 27分、瀬戸口と土居が交代。土居がFWの位置に入り、大脇がサイドハーフに移る。28分、富永が後から倒されて腰を痛めてしまう。残り10分。さすがに、両チームともバテバテだ。腰を痛めた富永は、ピッチの外で倒れている。ロスタイム。中川のシュートがバーに嫌われ、80分が終わった。

エストレーラ宮崎FC 7 - 2 寺門健
 (前半4-0、後半3-2)
 得点:(エ)富永3、大脇2、城、瀬戸口 (寺)濱田、増田



まさかの快勝

 エストレーラが勝つ、しかも5点差で勝つというのは予想外だった。それだけの実力はもともと持っている。調子が不安定で、良いときと悪いときの差が大きいということなのだろう。得点した時間も効果的だった。
 この試合で、エストレーラは攻撃から守備への切り換えの遅さとスタミナの不安を露呈した。しかし、これが敗因になるのは準々決勝以降。次に対戦するJURI SCは格下だけに、富永や中川が不在でも勝てるだろうと思った。
 試合後、レイさんが佐々木の名前を挙げて、称えていた。派手さはないけど、いい働きをしてくれるディフェンダーだ。長身を活かして、セットプレーではシュートに絡んでくる。こういう選手が昨年からいればなぁ……。


メンバーが足りません

 試合開始の1時間前。陸上競技場の近くまで来たとき、エストレーラの選手たちが練習しているのが見えたので、数えたら8人だった。レイさんが「照ちゃん、8人しかいないよ」と不安げに聞いてくる。自分は「試合には11人揃えるでしょ」と答えた。今まで、11人揃わなかったことはなかったから。
 ところが、レイさんの不安は的中した。スタンドで、秋山のお父さんが顔を合わせるなり、「今日は9人らしいよ」と教えてくれた(もう1人が途中に来ることも)。レイさんは一瞬固まり、自分は「え~っ!?」と驚きの声を上げた。ピッチで練習するエストレーラの選手の顔を確認する。フォワードがいない。JURI SCは県リーグのときよりも多めで、パッと見ても15、6人はいる。「やべぇ、負ける」と思った。
 しかし、エストレーラのフォーメーションと選手の配置を見て感心した。「これはいいぞ」と。3バックは、左サイドバックが弱点ではあるけど、昨年慣れ親しんだ形だ。何より、城がセンターバックというのがいい。守備が安定するし、前へのフィードが期待できる。キープ力は無いけどスピードと運動量がある土居は、サイドハーフが適任。1ヶ月半前に靭帯を痛めている秋山は、前のポジションなら(中盤よりは)負担は少ないはずだ。
 この日は、城のお母さんが鹿児島から応援に来ていた。ドリンクの差し入れ、ありがとうございました。

【エストレーラ宮崎FC(赤)】
System:3-4-1
GK:山下貴史(1)
DF:望月勝(3・左SB)、城和憲(5・CB)、神谷亮太(4・右SB)
MF:瀬戸口優太(17・左SH)、鷹巣雄太(6・左DH)、佐々木圭太(2・右DH)、土居裕斗(13・右SH)
FW:秋山亮(10)
Sub:合田和幸(19)

【JURI SC(青)】
System:4-3-3
GK:園田鉱太郎(1)
DF:伊藤泰宣(9・左SB)、谷口友樹(7・左CB)、横山綾(16・右CB)、熊本晋太郎(20・右SB)
MF:尾山俊樹(23・左SH)、(22・CH)、大本武徳(6・右SH)
FW:瀬掘晃一(19・左W)、古澤尚樹(11・CF)、三浦和俊(10・右W)
途中出場:三舛木洋(18)、長倉範充(21)


エストレーラ宮崎FC vs JURI SC

【前半】
 小雨が降るなか、10時にキックオフ。3分、エストレーラの絶好機が生まれる。城のロングフィードを右サイドで土居が受けて、ファーサイドを狙ってクロスを上げる。これに合せて、フリーの瀬戸口がシュートを狙う。しかし、足が滑ったのかミートしない。惜しいチャンスを逃してしまう。
 JURIが慎重に構えているせいか、意外にもエストレーラがボールを支配する形でゲームが進む。9分、JRUIの10番・三浦がドリブルでペナルティーエリアに侵入する。りゅうぞうが滑って倒れるも、城がカバーしてクリアする。19分、エストレーラが中盤でボールを奪って攻め上がる。土居のクロスはキーパーがキャッチ。20分、りゅうそうが右サイドをオーバーラップ。ドリブルでゴールまで迫り、シュートを放つ。これをキーパーが弾くと、秋山が押し込んだ。なんと、先制したのは9人のエストレーラ。これは、りゅうぞうの仕掛けが大きかった。
 この後もエストレーラが攻勢に出る。20分、土居がフリーでシュートチャンス。これはズッコけてしまい、城のお母さんも「見せ場が……」とガッカリしてしまう。23分、相手DFを連れたまま、土居がドリブルでゴールに迫る。(横幅の広い)相手キーパーが立ちはだかる。しかし、土居が身体ごと押し込むような執念のゴールで2点目を挙げる! 某五輪代表も見習ってほしい、泥臭いどころか、泥を食べていそうなゴールだった。
 25分、JURIが選手交代(9→18)。(4-2-4っぽくして)前に人数をかけると、エストレーラが受身に転ずる。29分、合田(左SB)が登場して、エストレーラが10人になる。しかし、JURIの攻勢は変わらない。31分、JURIがゴール前にボールを入れる。DFが弾いたボールを、三浦が左の瀬掘に素早く送る。瀬掘とゴールの間にはスペースが空いていて、誰もいない。瀬掘が右隅を狙ってシュートする。山下が横っ飛びで反応するも、わずかに手が届かず、JURIが1点を返した。
 38分、エストレーラの左CK。クリアボールを奪い、瀬戸口から左からグラウンダークロスを転がす。秋山がニアサイドに飛び込んで合せるも、シュートは枠の外へ。前半は、エストレーラの1点リードで終わった。

【後半】
 JURIは6番と21番が交代して、システムは4-4-2に。対するエストレーラは3-4-2。秋山と土居がツートップになり、合田が左SH、望月が左SBに入る。4-4-1で行くと思っていたから、これは意外だった。
 3分、りゅうぞうのロングシュートはバーの上。4分、JURIキーパーの蹴ったボールが城のもとへ。すぐに押し返し、佐々木がキーパーと1vs1になる。しかし、キーパーの速い飛び出しにあってシュートできない。
 危惧していたことだけど、エストレーラは望月の守備が危なっかしい。7分、1vs1の場面でクロスを上げられる。これに、ファーサイドから頭で合わされ、同点に追いつかれる。
 これを機に、エストレーラの歯車が狂いだす。城がサイドハーフに上がり、前線で攻撃に加わろうとする。しかし、JURIがボールを支配する状況に変わりはない。エストレーラはバランスが9人のときより悪くなっているし、望月の守備も相変わらず危なっかしい。そして、11分。望月が左サイドからの突破を許し、ペナルティーエリアで相手を倒して、PKを献上してしまう。ここでリードを許すと、逆転は難しい。これを山下が救う! 相手のシュートを見事に止めた。
 17分、スライディングに行った望月が、上から乗られて脚を痛める。しかし、城の「やれるだろ!」という怒りの檄で立ち上がり、ピッチに戻る。エストレーラは攻撃の連動性を失い、攻め手がない。ゴール前にボールを放って、ルーズボールを狙ってばかり。中盤でセカンドボールを拾えないから、攻めの時間は短い。ミスも多い。
 残り10分。エストレーラは4-4-1になったか。32分、左クロスに合田が倒れながら頭で合わせる。33分、カウンターで右から攻め上がり、土居がミドルシュートを放つ。34分、城のサイドチェンジパスを瀬戸口が取れない(足元に頼りすぎ)。36分、左から突破を許すも、望月がスライディングに行き、佐々木がボールをなんとか拾う。37分、鷹巣の入れたボールを相手DFが落とし、絶好機が生まれる。しかし、城のシュートがミートできず、チャンスを逃してしまう。
 39分、秋山が相手を倒してイエローをもらい、右サイドからのFKを与えてしまう。これにニアサイドで頭で合わされ、ついに力尽きてしまった。ロスタイムのチャンスも、JURIの身体を張った粘りにあい、得点できなかった。

JURI SC 3 - 2 エストレーラ宮崎FC
 (前半1-2、後半2-0)
 得点:(J)古澤2、瀬掘 (エ)秋山、土居



敗因

 今年のエストレーラのだらしなさをわかってはいたけど、ホンダロックSCと同じ試合会場で日章学園と対戦できるものと思っていたから、自分は凄くガッカリした。この日は応援だけでなく、山下に時間経過を叫んで知らせていたレイさんもかなり悔しそうだった。
 「重症だ」という言葉も出たけど、(運営等も含めて)チームがもともと病弱だったということではないだろうか。体質を改善しない限り、何度でも発病する。

【11人未満】
 最初は9人、途中から10人で勝ったチームを4月の県社会人選手権で見た。しかし、さすがに相手がしっかりしたチームだと、そうはいかない。10人の延岡市SCがエストレーラに勝ったけど、あのときの延岡は勝利に対する執念を感じさせた。メンタルの弱いエストレーラとは違う。
 県リーグに落ちてから、11人揃わなかったことは1回もなかった。今年は、選手の“出席率”が悪い。今回のゲームは、チーム状況の悪さを象徴している。

【バランス(城)】
 同点に追いつかれてから、バランスが崩れた。守りが弱くなって、相手の攻勢をさらに許す形になった。肝心の攻撃も連動性がなく、単調なルーズボール狙いばかり。組織としてはガタガタで、場当たり的なプレーしかできなくなっていた。
 ピンチになると、後ろにいたはずの城がいつの間にか前にいる――ということが、今年はよくある。本人は点を取ろうとしてどんどん行っちゃうから、周りはフォローできず、バランスが崩れてしまう。佐賀の各県決勝もそうだったけど、これは作戦ではない。最後まで作戦通り、チームプレーに徹しきれないのは、城の悪い癖だ。しかも、城が前に行って勝った試合というのは、記憶にない。
 キーパーがコーチングしないのも悪い。守備陣を牽引してくれるような選手がいないのも痛い。

【左サイドの守備(望月)】
 今回は、ディフェンダーへの負担が大きい試合だった。そんななかで、望月が足を引っ張った感があったのは否めない。
 まず目についたのは、1vs1の弱さ。間合いを広めに取って牽制しているだけだから、相手に大したプレッシャーは与えてない。相手はドリブルで抜くことも、パスを出すこともできる。2失点目のクロスは、望月が1vs1の場面から上げられた。
 PKを献上した場面は、望月の独り相撲だったと言っていい。まず、左サイドでロングボールを受けようとしている相手FWに接近する。相手がトラップしてボールを押さえる。問題はここから。相手がターンして前を向くまで、望月は(背後を取られて)動きが止まり、顔で追うだけ。相手がゴールまで一直線にスタートし始めたところで、ようやく動き出す。しかし、スタートダッシュで遅れたうえに、足が遅いから追いつけない。相手をやっと倒したのは、ペナルティーエリアに入ってからだった。距離を1mほど取って、相手がターンしたときにボールを奪うとか、(ファウルを取られてもいいから)せめて前を向かせないとか、できなかったのだろうか。
 試合の終盤、左サイドのポッカリ空いたスペースに望月がオーバーラップして、ボールが来るのを待っていることがあった。どういうプレーをするか見てみたかったけど、4月のMSU FC戦でボールを奪われた例があるから、同様にカウンターを喰らうことになっていたかもしれない。
 余計なお世話かもしれないけど、こういう選手には何が欠点かを自覚させたうえで、試合や練習に取り組ませるべきではないだろうか。たぶん、わかってないと思う。

【決定力】
 内容は散々だったけど、決めるところで決めていれば勝てる試合だったし、悪くてもPK戦に持ち込むことはできたはず。それだけのチャンスはあった。
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