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限界への挑戦
 宮崎県出身の女子プロボクサーである上村里子さんが5月1日、韓国でIFBAストロー級王座に挑む。1階級上のミニフライ級でも減量に苦労していただけに、さらに1.5kg軽い階級への挑戦は自分には無謀に思えた。果たして、上手く調整できるのか。4月16日の夜、上村さんの練習を見るために正道会館宮崎支部を訪れた。

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1時間のトレーニング

 上村さんが道場に到着したのが19時半ごろ。21時から仕事とのことで、20時35分には出ないといけない。練習は1時間に限られている。
 上村さんがリングに上がり、準備運動で身体をほぐしてから、1人で黙々とシャドーボクシングを始める。減量のため、長袖のシャツにロングスパッツ、着ているものはもちろん厚着……と暑めの格好だ。
 4本ぐらいやったところで田野先生がやって来た。上村さんと真っ先に話したのは体重のこと。トレーナーの伊地知さんが現れたときも、まずは体重の話だった。この時点で、上村さんの体重は47.2kg。リミットを1kgオーバーしていた。「あれ? もう、あと1kgじゃん」と自分は思ったのだけど、そう楽なものでないことは上村さんの口から聞くことになる。
 シャドーを15分ほどやった後はミット打ち。伊地知さんの構えるミットに、上村さんがパンチを打ち込んでいく。右アッパー→左フックなど、コンビネーションは多くて3発まで。リングサイドの田野先生は踏み込みや脇についてアドバイスを送りつつ、「いいスピード!」といった褒め言葉も忘れない。上村さんの動きはキレがあり、パンチの威力もありそうだ。減量の影響は、想像していたよりは感じない。ミット打ちは8本ほど行って、終わったあとは頭を水で流した。この頃には男性の練習生も集まって、リング上で練習していた(上村さんも合わせて6人)。
 次はマススパーリング(相手に当てない実戦形式の練習)。1本目は伊地知さんと、2本目は練習生と行った。時計を見ると、8時20分を指している。上村さんはリングを下りて、少しだけ休み、柔軟運動をしてからサンドバッグを叩いて、練習を終えた。
1人でシャドー ミット打ち


上村さん「本当に体重だけ」

 練習の前後に上村さんと話をした。後日いただいたメールによると「もぉすごい、減量苦で思考が回らないし、口が渇いてしゃべれない」とのことで、確かにしんどそうだったけど、自分の質問にいろいろ答えてくれた。
 どうしても聞きたかったのが、試合を受けた理由。これまでの実績や35歳という年齢、そしてミニフライ級(47.627kg)でも減量に苦労していたことを考えても、過去に経験したことのないアトム級(46.266kg)という女子で一番軽い階級で試合をするのはありえないことだから。上村さんによると、試合のオファーを国内の選手が断って、所属するジムに話が来て、上村さん自身一度は断ったものの、やらざるを得なくなったそうだ。「もうやるしかないという感じ」いう言葉に、上村さんの覚悟が込められているように感じた。
 試合まで1週間の時点で体重が47.2kgあり、リミットまであと1kgと迫っていた。しかし、上村さん曰く「いっぱいいっぱいですべて切ってのもの」。食事を断つわけにはいかず、食事を摂ると48kgを超えてしまう。それだけに、「実質は2kgオーバー」。減量には相当に苦心しているようで、夜は水や果物だけ、もしくは何も食べないのいずれかで、練習前はチョコをかじってみる程度、練習後は何も食べないようにしているとのこと。リングで向き合う相手よりも、計量台のほうが難敵のように思えた。
 ただ、自分がミット打ちを見て感じたように、上村さん自身も「意外に動ける」と感じていた。「ミッター(ミットを持つ人が)が上げてくれるから、凹まない。身体が動く感じがします。顔を見ながら、コンビネーションを決めてくれる。水曜と金曜を中心に、1ヶ月近く見てもらっています」と、トレーナーである伊地知さんへの感謝も口にした。
 対戦するパク・ジヒョンは24歳で、12勝2敗のキャリアを持つ。上村さんによると、同じような長身で、テクニックのある選手らしい。「年齢の割には試合をしている」と、これまで対戦してきた選手たち(試合数は7、8戦)とは違う経験の多さに警戒していた。


伊地知さん「集中力が上がってきた」

 上村さんが道場を離れた後、練習生を指導する合間に、トレーナーの伊地知さんにも話を聞かせてもらった。伊地知さんは元ボクサーで、上村さんがブログでたびたび触れている方だ。
 やはり、一番気を使っているのは体重。前回はフラフラだっただけに、「今回は体重を落とすことに専念」とのこと。激しい練習をさせないように、気を使っているようだった。
 しかし、「集中力がグンと上がってきた」と。減量がある程度過ぎると研ぎ澄まされた感覚になるそうで、上村さんも前の週の水曜ぐらいから変わってきたそうだ。さらに、「左ストレートの力がある」とも。前回は勝てたかもしれない試合を勝てなかっただけに、「あのパンチが無意識に出せれば」と期待を寄せていた。
 女性は男性と違いがあるし、波もあるから、試合の日にベストの状態で持っていけるかどうかが難しい。体重を別にすれば調子はいいだけに、「運も味方につけて頑張ってほしい」とエールを送っていた。
 ちなみに、自分と伊地知さんで一致した意見が「女性は男性より精神的に強い」だった。


28日に敵地へ出発

 田野先生に勧められて、上村さんのウエストを触らせてもらった。両手で挟むように掴んでみると、あまりの細さに驚いた。自分の両手が、めっちゃ近い。アバラは洗濯板のようだった。
 今回の練習を見て、内心ホッとした。上村さんに対して「安心しました」という言葉を何度も言った。体重は確かに厳しいけど、自分はもっと厳しいことになっているだろうと想像していたし、自分の目から見た上村さんの動きは想像以上に良かったからだ。上村さんも「本当に体重だけ。調子はいい」と自信を口にしていた。
 正直言って、どうしてこんな無謀ともいえるオファーを受けるのだろうと思っていた。しかし、上村さんのサバサバした表情と黙々と練習する姿を見て、どうこう聞く気は失せた。そういうのでも受けてしまうのが上村さんらしく思えるし、ボクシングに対する熱意や姿勢、芯の強さ、プロ根性に改めて感心させられた。
 あれから5日が経ち、上村さんは28日に韓国に向けて出発した。体重はどうなっているだろうか。計量をパスすること、そしてリングで相手をぶっ倒してくれることを祈っている。
この記事に対するコメント
記事ありがとうございます!
この記事をありがとうございます。
ますます上村里子ファンが増えると思います♪

照屋さんの記事、もう本当にそのとおりです。
上村さんの無謀とも思える挑戦は、これまでも何度も思っていましたが、今回ばかりはと・・・。でもそれでも応援して、韓国へ念を送ります・・・。
「勝てーーー!」
【2010/04/29 21:04】 URL | 上村里子HP管理人 #FFeI7iKU [ 編集]


IFBAのサイト(英語)によると、計量をパスしたとあったのでホッとしました。
無理だとか言いながら、なんだかんだでやり通してしまうのだから、本当に立派です。
あとは、相手をぶちのめすだけですね。
【2010/05/01 00:29】 URL | 照屋 #/ULP3HG6 [ 編集]


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