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令和三年大相撲三月場所、宮崎県出身力士の番付 |
令和三年の大相撲三月場所は新型コロナウイルスの影響により、大阪ではなく両国国技館で3月14日から開催されている。この記事を書いている時点で10日目が終了しているが、宮崎県出身力士の番付を見てみる。
唯一の関取である琴恵光は、前頭の東14枚目。幕内在位は5場所連続、通算では13場所目になる。再入幕から2場所続けて勝ち越したが、昨年十一月場所から6勝9敗つづき。幕内の下位に留まっている。ただ、今場所の相撲を見ても立会いからずっと劣勢ということはなくなったし、地力が着いてきたという印象を受ける。ちなみに、10日目時点で5勝5敗。
幕下は2名。琴砲は西30枚目。すでに勝ち越しているので、来場所は自己最高位を更新しそう。「2場所連続勝ち越し→負け越し」の繰り返しではあるが、ジリジリと番付を上げている。 勇輝は東40枚目。幕下は10場所連続でいる。以前は幕下になかなか手が届かなかったが、定着できるまでになった。自分が新富であったときに10代だった彼も、現在は31歳。まずは幕下上位に上がってほしい。
三段目も2人。21歳の棚橋は東10枚目。1年ぶりの自己最高位に近い番付で、1勝4敗とすでに負け越しが決まっている。ここが壁になっているようだ。 18歳の神谷は西96枚目。今年に入ってずっと休んでいる。原因がわからないので(取的の休場理由はなかなか出てこない)、心配ではある。
序二段も2人。郷土勢で唯一の昭和生まれである二十城は西14枚目。二十城は山響部屋なのだが、部屋付きの小野川親方が新型コロナウイルスに感染したため、今場所は全休となっている。番付は据え置きのはず。 21歳の東岩は西37枚目。現時点で3勝2敗なので、勝ち越せば自己最高位を更新できそうだ。
宮崎県出身力士は以上の7名になる。新弟子検査の合格者に宮崎県の出身者はいなかった。
【参考サイト】 日本相撲協会、相撲レファレンス
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