照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
宮崎市在住のフリーライター・照屋による、宮崎県のスポーツサイト。自分の本音を添えて、リアルに伝えます。
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宮崎から世界へ、女子プロボクサー・上村里子
 宮崎県唯一の女子プロボクサー、上村里子。宮崎県三股町の出身で、JR宮崎駅そばのメディカルフィットネスフィオーレに所属している選手だ。上村選手は女子プロボクサーのほかに「フィオーレのインストラクター」「信販会社のOL」「早稲田大学の通信教育課程を受講する学生」という顔も持っている。
 女子プロボクサーとしての戦績は8戦して4勝4敗。昨年11月には韓国でIFBA世界ミニマム級王座査定試合にのぞみ、シン・ユンジュ(韓国)に2-1の判定で勝利している。この勝利で、IFBA世界ミニフライ級王者であるソン・チョーロン(韓国)への挑戦権を手にした。
 しかし、試合日程は今年に入ってもなかなか決まらない。2月23日の夜、上村選手に話を聞くためフィオーレを訪れた。
ミット打ち

 
上村里子とは?

 まずは、自分が昨年秋に取材した記事に目を通してほしい。上村選手が格闘技に目ざめたキッカケから世界王座査定試合にのぞむまでを語っている。試合後にはトレーナーの林さんに試合を振り返ってもらった。

宮崎の女子プロボクサー・上村里子 <1> (PC版) (携帯版)
宮崎の女子プロボクサー・上村里子 <2> (PC版) (携帯版)
宮崎の女子プロボクサー・上村里子 <3> (PC版) (携帯版)
宮崎の女子プロボクサー・上村里子 <4> (PC版) (携帯版)
林トレーナーに聞く上村里子の世界王座査定試合 (PC版) (携帯版)

 上村選手の応援サイトもどうぞ。

上村里子を応援する


ボクシングレッスン

 自分が到着したのは21:30。フィオーレ3階のスタジオでは、上村選手のレッスンの最中だった。上村選手は林トレーナーと一緒に月曜の「中級ボクシングレッスン」、木曜の「初級ボクシングレッスン」、木曜と金曜の「サーキットボクサ」を担当している。
 レッスンを受けているのは15名ほど。年配の男性もいるし、女性は5名いる。やっていたのはサンドバックをワンツーで殴って、ミドルキックを打つもの。「あれ? キックもやるの?」とちょっとビックリ。慣れてる人はいなかったので(軸足が返ってない、etc.)、最近始めたのだろうか。上村選手はもともとキックボクシングの選手だったので、教える姿は様になっている。自分はムエタイをやっていたので、見てるうちに蹴りたい衝動が…。
 レッスンが終わったのは22時。上村選手に挨拶して、インタビューが始まった。


今年の目標は3試合。日本でも試合をしたい

――昨年12月に林さんに話を聞いたときは「2月下旬に世界戦」ということだったんですが、試合の日程はまだ決まってません。

 まだ未定です。4月かもしれません。場所も決まってないみたいです。

――あとは韓国のプロモーター次第らしいですね。試合順が当日になって変わったり、韓国サイドのアバウトさにはビックリしてるんですが。

 (11月に一緒に試合をした)タイトル戦の人たちは大慌てでした。

――11月の試合で対戦したシン・ユンジュはどうでした?

 練習を積んでる選手。簡単な選手じゃなかったです。身長は152、3cmと思ってたら、前日の検量では160cmあって。身長差はそれほどじゃなかったですね。小さいイメージがあったんですけど。

――リングで出たとこ勝負ですね、それは。タイプは?

 当てて離れてというタイプでした。韓国の選手はフットワークが上手いんです。日本のリングは狭いですけど、韓国は公式のリングを使ってますから。

――韓国や北朝鮮はレベルが高いんですよね。

 スキルは高いですね。

――でも、勝って結果を残して、次につなげることができました。

 次が不透明なんですけど(苦笑)

――試合の翌日に言われたんですよね?

 はい。翌日に「2月にやろう」と。大きな興行になるみたいです。スポンサーは多いはずですよ、韓国は。

――日程が決まらないと調整は厳しいのでは?

 一番の問題はウェイトコントロール。落ちっぱなしで体脂肪が少なくなると、体調を落としやすくなります。免疫力が落ちますから。身体は慣れてくるけど、精神的にもストレスが溜まります。
 冬場は体重が上がりやすいので、急なオファーに対応するために体重を落としてます。今は51.2kg。試合では47kgぐらい。日程が決まれば、コントロールをメンタル面でもしていきます。トータル的にできるんですけど、今は先が見えない状態で難しいです。

――今の状況って、あちらが有利な気が…。

 向こう(ソン・チョーロン)は学生さん。スポンサーも付いてます。練習ばっかりしてる選手ですよね。

――ということは、試合が決まれば対応できますよね。どんな選手でした?

 身長が小さい。152cmぐらい。

――前に話を聞いたときは「組しやすい相手」とのことでしたが、どうでした?

 前回見たときより変わってましたね。試合をするときは、また変わってると思います。私の試合を観てたはずだから、対策は練ってくるでしょう。こっちは相手が入りこまないように距離を取って、自分のボクシングを10ラウンドしていかないと。

――試合は韓国で観れたんですか?

 ちょっとだけ。ビデオ、送ってくれないんですよ(苦笑)

――あらら(苦笑) タイプは小さいのでインファイター?

 インファイターというイメージではないですね。小さくて俊敏。俊敏さに負けないように、距離感をつかめば。回転数だと不利なので、入ってこさせないように……ですね。

――とにかく、11月の試合で勝ったというのは大きいですよね。

 評価は少し上がったと思います。タイやアメリカからも来てましたから。呼ばれやすくなります。海外での試合は自分の名を広めれるチャンス。でも、日本のファンにも観ていただきたいんですよ。

――あ、そうですか。

 「たいしたことないじゃん」って思われたくない(苦笑)

――試合がしたい?

 日本でもしたいです。勝つとネームヴァリューも上がりますから。WBCF世界ミニマム級王者の菊地奈々子選手(代々木ブルースカイ)なんかは、ベルトを獲ってから見方が変わりましたよね。

――とにかく試合ですよね…。

 今は大学は春休みなんで。今は仕事と練習に打ちこめる状態です。

――今年の目標は?

 3試合はしたい。試合をしないと、活動してる意味がないですから。もちろん、やる以上は全勝。これ以上負けると負け癖が…。4敗は大きいです。

――ボクシングは負けることが大きいですよね。このまえの湯場選手(再起戦でマサ・バキロフに判定負け)とか…。

 負けたんですけど、どう受け止めるか……ですよね。今は、試合が決まらないことには気持ちが揺らぎます。


楽しいボクシングレッスン

――話変わって、上村さんのボクシングレッスンについて聞きたいんですけど。年配の方とか女性がけっこういましたね。

 以前は若い人が頑張ってたんですけど、今年に入ってから変わってきましたね。院長が50代なんですけど、中級ボクシングレッスンで頑張ってるんです。ガンガンやってますよ。
 短時間でのミット打ちは発汗作用があるんです。1時間のんびり走るよりスッキリできますし、それで十分なストレス発散にもなります。

――楽しいですよね、キックやパンチというのは。

 膝を上げたりとか、日常でやらないですから。技術が上がるのもうれしいですし。

――自分もムエタイを始めた頃は左でのキックができなかったんですけど、できるようになってうれしくて。本を買ったりしてのめりこみました。

 若い方でも入ってほしいです。シェイプアップにいいと思いますし。

――キックは最近取り入れたんですか? 蹴ってるの見てて、まだ慣れてない感じだったんで。

 サーキットボクサをやる人が増えたんですよ。キックはこれから取り入れていく予定です。足を上げるレッスンはないですし。

――キックは楽しいですよね。最初は上手くいかなくても、回数をこなせば上手くなりますから。

 私は今はボクシングが好きです(笑)


スポーツというより仕事

 上村選手は2月下旬発売の情報誌『タウンみやざき』で紹介されている。『タウンみやざき』は宮崎県の情報誌で知名度は大きい。宮崎では女子ボクシングの知名度は低いし、観る機会というのは非常に少ない(というかないに等しい?)。こういう影響力の大きい地元メディアに登場するのは、上村選手と女子プロボクシングの存在を伝えるいい機会になる。
 知名度が上がれば、「やってみよう」という人も出てくるようになる。女子プロボクサーになるには、必要なのは技術。ジム所属でなくてもいいとのこと(フリーの選手もいる)。試験についてはフィオーレに相談すればいいらしい。プロになれる技術を持ってるかどうかは、上村選手とお手合わせしてみるといいかも。
 上村選手の言葉で印象的なのが「職業を3つ抱えている」。それはOL、インストラクター、そしてプロボクサー。上村選手にとっては、ボクシングは「スポーツというより仕事」。プロから離れたら「スポーツ」。プロとしてのボクシングへの熱さを感じた。


0時すぎのトレーニング

 23時から上村選手は掃除。そして、0時をまわってからトレーニングを始めた。時計は0:04を指している。
 まずはシャドー。動きを確かめる。次はサンドバック。最初は右ジャブを軽く。徐々にパンチの音とサンドバックの軋みが大きくなっていく。右ジャブというよりは右ストレート。パンチはまだ単発系。次は左ストレート。
 ここで林トレーナーが登場。「今、サンドバックをしっかり叩かんといつやるんだ」と厳しい言葉を飛ばす。「腰が高い」「もっと膝を曲げたまま」など、アドバイスも忘れない。林さんがシャツを脱いで、ミットを手にはめる。ミット打ち。まずは踏み込んでのワンツー。パパン!と乾いた音が響く。林さんは上村選手のボディーなどに、ときどき反撃を加える。アドバイスも送る。
 次はワンツースリー→ワンツー。さらにワンツースリー→ワンツー→ワンツースリーフォー。徐々にコンビネーションが長くなっていく。これが素人ならスローで粗い動作になるけど、上村選手はさすがはプロ。きれいにパパンと決めていく。しかし、林さんは「それじゃあ倒れんなぁ」とダメ出し。パンチを出すだけじゃなく、たまにかわす動作も入れさせる。レベルが上がっていくにつれ、上村選手の息が荒くなってきた。
 フィオーレの外は真っ暗。昼間は通行量の多い駅近くの道路を走る車は少ない。
 次のミット打ちはワンツスリーフォーの連打。これはキツイ。林さんは「オイ!」「休むな!」と声を荒げている。パンチに手応えがなければ「倒さんかい!」。追い込む。次は林さんのワンツーをかわしてのワンツースリー。パンチを打つ前も上体を振らせるようにしている。長いコンビネーションを繰り返すのは消耗が大きい。自分もずいぶんキツイ思いをさせられたもんだ(2ラウンド目あたりからヘトヘトになる)。
 今度は左ストレートからのワンツースリー。林さんが身振り手振りで指導して、それから上村選手に実践させる。上体を動かすことは忘れさせない。時計は0:37。次のコンビは長い。ワンツースリー→右ボディフック→右フック→左フック→右フック。林さんはワンツスリーでダメ出しして、繰り返させる。何度目かで「そうだよ、OK!」。「殺気! 殺気!」と繰り返す林さん。自分と話すときは温和で、物腰の低い人なんだけど……厳しい。
 最後はワンツー連打。上村選手の踏み込む音(床を踏む音)がドン!と響く。林さんは「すぐ! 休むな!」の連続。0:44、ミット打ちが終わった。上村さんも自分と話すときはいつも笑顔なんだけど、それはここではもう微塵もない。
 これで終わりかなと思ったら、女性スタッフ1名を加えて筋トレが始まった。ミット打ちやスパーをやった後のウェイトレははっきり言ってキツイ(だからこそいい)。懸垂、腕立て、腹筋、ダンベルなど……いろんなメニューをこなしていく。3人はキツイことしてるのに、自分はボーッと見つめてるだけなので、なんか非常に申し訳ない気持ちだった…。
ミット打ち2

 練習が終わってから、林さんとちょっと話をした。林さんもやはり試合の日程が決まらないのを気にしていた。上村選手はしばらく前に風邪をひいたらしい。体調のことを気にかけていた。見送りも林さんがしてくれて、上村選手が外の空気に触れないようにしていた。トレーニングは鬼のように厳しいけど、上村選手に細かく気を配っている。
 とにかく、試合の日程が早く決まってほしい。
スタジオ
この記事に対するコメント
リンクお礼
リンクをしていただきありがとうございました。
上村選手はここ数年が旬だとおもうんです。
みんなで応援していきたいと思っています。
今後ともごひいきに、よろしくお願いします。
【2006/03/01 22:40】 URL | 上村里子を応援するサイト管理人 #- [ 編集]


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