照屋の宮崎スポーツblog(略称:てるスポ)
宮崎市在住のフリーライター・照屋による、宮崎県のスポーツサイト。自分の本音を添えて、リアルに伝えます。
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宮崎市在住のフリーライター。高校までサッカー、16年前までムエタイをやっていた。最近は四股50回が日課。

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「ブルノス宮崎」というクラブの話(2) AC宮崎と延岡FC
 ブルノス宮崎が発足する前年の2005年から、じつは動きはあった。「AC宮崎」と「延岡FC」である。
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「ブルノス宮崎」というクラブの話(1) はじめに
 2023年9月時点で、宮崎県にはJ3に所属する「テゲバジャーロ宮崎」がいる。このクラブが2021年にJ3に昇格したことで、九州沖縄のすべての県がJクラブで埋まった。県内にはさらに県北地域からJリーグ昇格を目標と公言している「ヴェロスクロノス都農」と「FC延岡AGATA」までがいて、九州リーグで戦っている。

 今から21年前、宮崎県からJリーグを目指して「プロフェソール宮崎」がJFLで戦っていた。Jリーグまであとひとつ…というカテゴリにまで届いたのだが、杜撰な運営もあってすぐに降格。「サン宮崎FC」に名称を変えてからもクラブの力は後退していくばかりで、ついには県リーグまで落ち、「エストレーラ宮崎」として2009年いっぱいで解散した。
 宮崎県からのJリーグ参入が遅れたのは、プロフェソールの失敗が影響したのではないだろうか。2013年12月19日の宮崎日日新聞に掲載された記事に、県サッカー協会理事の「プロフェソールの失敗が今でも県内にトラウマのように残っている」というコメントがある。2000年代の半ばから、「J.FC MIYAZAKI(現在のヴェロスクロノス都農)」が2014年に発足するまでは、諦めのような雰囲気があったように思う。
 自分はサン宮崎FC(エストレーラ宮崎)を応援していたが、厳しさは常々感じていた。「MSU F.C(現在のテゲバジャーロ宮崎)」もJリーグ昇格の希望を秘めてはいたが、ごく一部の人しか知らなかったと思う。エストレーラの失敗以降、「九州のJクラブは運営問題で揺れてばかりなんだから、そんなところに宮崎が飛び込む必要はない」と自分は考えるようになり、Jリーグについて否定的になった。
 宮崎県サッカー協会も「◯◯年以内にJリーグに参入する」と目標を掲げていたが、積極的に動いてはいなかった。Jリーグに昇格するためにはサッカー協会の協力が必須とはいえ、宮崎県サッカー協会はアテになりそうもない。じゃあ、上に行くならクラブが努力してお膳立てをするしかないな、と。それを実行して機運を高めようとしたのが、J.FCとテゲバだったと思う。

 Jリーグに向けた動きが停滞するなか、バスケットボールのbjリーグに「宮崎県から初のプロチーム」の触れ込みで都城に本拠を置く「宮崎シャイニングサンズ」が参入。2010年から2013年まで活動し、失敗している。成績も客足も低迷続きだったうえに、脱退がらみでリーグと揉めたり、賃金未払いで書類送検されたりと惨々だった。

 この停滞期に、じつは「ブルノス宮崎」というJリーグを目指すクラブが存在した。2006年に発足して、2010年あたりに解散したと思われる。このクラブを知っているのはごくごく一部だろう。上記の4クラブと違い、ブルノス宮崎は宮崎県リーグに上がることすら叶わなかったのだから。
 自分はブルノス宮崎のことを認識していたし、情報も得ていたのだが、ブログで触れることは一切なかった(例外は社会人選手権とクラブ選手権に出たときのみ)。サン宮崎FC(エストレーラ宮崎)を間近で応援していた自分からすれば、関わりたくない気持ちが強かった。だから無視した。ブルノス宮崎の不祥事が耳に入ろうとも、誤った情報が流れようとも、触れなかった。我慢した。
 ただ、10年以上が経過して、自分の記憶に残っているうちにブルノス宮崎について書いたほうが良いのではと考えるようになった。もう良いんじゃないか、と。先日、サン宮崎FCからの戦友であるレイさんと久しぶりに話したのだが、レイさんのほうがブルノスについては、記憶がはっきりしている。時間が過ぎれば、自分は忘れてしまいそうだ。

 というわけで、ブルノス宮崎について、自分の記憶をたどりながら書いていこうと思う。2万文字になったので、全11回に分けさせていただく。まずは、2005年に「AC宮崎」というクラブの告知を見た話から。

《次回は「ブルノス宮崎」というクラブの話(2) AC宮崎と延岡FC》《スマフォ版はこちら
第51回九州サッカーリーグ第18節
 アミノバイタルトレーニングセンター宮崎で行われた第51回九州サッカーリーグの最終節。この日はヴェロスクロノス都農とFC延岡AGATAのみを観戦した。
ヴェロスクロノス都農 1-1 FC延岡AGATA
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第51回九州サッカーリーグ第17節
 第51回九州サッカーリーグは大詰め。9月9日と10日に、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎で全10チームが集まっての集中開催が行われた。1日目は全試合を観戦した。
試合後のFC延岡AGATA
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コロナ禍以降初めてのJFL観戦 ミネベアミツミFC vs 沖縄SV
 9月3日、生目の杜で行われたJFLを久しぶりに観戦した。コロナ禍以降では初めて、ミネベアミツミFCになってからも初めてだった。この日はテゲバジャーロ宮崎もヴィアマテラス宮崎もホーム戦がなく、他にも用事無し。沖縄SVの高原直泰が現役引退を発表したことが決め手だった。友人のNくんも同じ理由。入場料が500円なので、気軽に行けるのは良い。
 試合前の時点でミネベアミツミFCは15チーム中の14位、沖縄SVは最下位だった。両チームの勝ち点差が9なので、沖縄SVは負けると厳しい。スタンドには、九州リーグ時代から見かける沖縄サポーターもいた。

 試合は前半4分にミネベアが先制。バックパスを奪って…というのは、前日のテゲバジャーロ宮崎の失点と同じなのだが(あれは井原が悪い)、この沖縄SVの失点は輪をかけて酷かった。18分、ミネベアが2点目。右サイドからのカウンターから、沖縄DFを振り切って鮮やかに決めてみせた。「これは大差勝ちも狙える?」と思ったが、沖縄SVも徐々に反撃するようになり、点が入りそうで入らない場面が続き、2-0で終わった。
両チームの入場 高原

 試合は前日のJ3より面白かった。前日のJ3は堅くて見せ場に乏しかったが、この日のJFLは見せ場続き。ゴールにならなくて、「入らないかぁ…」となることが多かった。
 ミネベアミツミFCは近年は下位になることが多いが、15年以上もJFLにいるのは伊達ではないと感じた。
 一方の沖縄SVは最下位という成績は妥当かなと…。あらゆる面で足りないなと…。昨年の九州リーグや地域CLでは守備の堅さを誇ったが、今年は見る影もない。しかも、得点できない。昨年はFC延岡AGATAで活躍した伊集院雷が途中出場したが、今年は無失点だ。最下位になっても入替戦なので、ラッキーと思うしかないだろう。

 この試合で一番の衝撃。試合前とハーフタイムに某スクールの生徒たちが見事なダンスを披露してくれた。
 ハーフタイムに入ると、カメラを持った人たちがスタンド前の柵にズラーッと並んだ。これも見たことのない光景だったが、驚いたのはその後。ハーフタイムが終わると、自分の周りにいた家族や関係者らしき人たちがみんな帰ってしまったのだ。どんだけ多いんだ……と。でも、本当に素晴らしかったので、自分は「おつかれさまでした」という気持ちになった。
Jリーグを目指さないサッカークラブが宮崎から九州に昇格する日は来るのか?
 今季の九州リーグに参戦しているチームを形態別に見ると、クラブが5チーム、実業団が3チーム、学生が2チームとなっている。
 クラブのうち、ヴェロスクロノス都農とFC延岡AGATAはJリーグ志向型。Brew KASHIMA(佐賀)は実業団から転換したクラブで、サッカーを通じた地域貢献を行っているようだ。川副クラブ(佐賀)とKAJIKI F.C.(鹿児島)は社会人サッカーに特化した、同好会の発展的なクラブのように思える。
 九州リーグに2010年以降参戦したなかでは、FC中津や熊本県教員蹴友団、F.C.那覇、Liberty FC(鹿児島)も非Jリーグ指向型クラブに該当するはず。

 宮崎県に注視すると、2000年以降に九州リーグに昇格したのは4チームで、すべてがJリーグ指向型だ。「MSU F.Cもそうなの?」と思われそうだが、1回目の昇格前からJリーグ参入の希望を自分は聞いていたし、現在はテゲバジャーロ宮崎としてJ3にいる。だから、Jリーグ指向型のクラブとして扱う。
 というわけで、非Jリーグ指向型クラブの昇格はない。九州リーグ参入の意志を持ったクラブが無かったわけではないが、実現していない。
 九州リーグに一番近づいたのは、2006年シーズンの延岡市SCだった。県1部リーグを連続優勝するなど県内では敵なしで、2007年1月の各県決勝大会を準優勝して、海邦銀行クラブとの入替戦まで駒を進めた。沖縄で行われたこの試合は、延岡市SCがリードされながら2回追いつくも、終盤に失点して3-4で敗れてしまった。この年は自動昇格が1枠だったのも不運だった(翌年は2枠)。結果を聞いて、とてもがっかりしたことを憶えている。

 九州社会人サッカー選手権に出場していたNEXUS都城FCのインスタを見ると、「宮崎県1部リーグ優勝・九州リーグ昇格を目指して」と書かれている。先日の試合を見るとまだまだ足りないようだが、長い目で見守ってみたいと思う。
第59回九州社会人サッカー選手権大会2日目
 第59回九州社会人サッカー選手権大会の2日目は、九州リーグと県リーグの対戦。どの試合も、九州リーグが4点以上の得点かつ無失点で勝利した。
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第59回九州社会人サッカー選手権大会1日目
 第59回九州社会人サッカー選手権大会が8月26日と27日、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎で行われた。1日目は九州の各県代表同士の試合。県リーグのチームを久しぶりに観られる機会だったので、自転車を漕いで行ってきた。
NEXUS都城FC(宮崎・黃) 3-1 (0-1、3-0) FC.TOSU(佐賀・白)

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2021年に宮崎県内で開催されるJ3・JFL・九州リーグの観客数(4月11日)
 テゲバジャーロ宮崎(J3)とホンダロックSC(JFL)、ヴェロスクロノス都農(九州)のホームゲームの観客数を記録していく。観客数は主催者発表のもの。
 2021年のスポーツも新型コロナウイルスの影響を受けている。テゲバジャーロ宮崎は最多客数5,000人の半分である2,500人を上限としており、年間を通したシーズンチケットは販売していない(半期のパスポートを限定販売)。ホンダロックSCも半分の収容人数を上限としている。

 4月11日は宮崎県内で3リーグの試合が同日に行われた。
 新富のJ3は晴天だったにも関わらず、801人で千人すら超えなかった。午前が雨だった前回よりは200人増えているが…。いかなる理由があろうとも、千人を切る試合は「赤点」扱いだ。この調子だと、たまに千人を超える程度でシーズンを終えるかも。
 木花のJFLは308人で、ホンダロックのホームゲームにしては多いほう。相手がHonda FCだったからか?
 九州リーグのヴェロスクロノス都農は今季最初のホームゲームだったが、前日になって無観客開催を発表した。日向市で新型コロナウイルスのクラスターが発生しており、都農町内でも感染者が確認されたからとのこと。さまざまな催しの告知をしていただけに、関係者にとっては無念だっただろう。
 今年も、九州リーグに限らず、J3やJFLも新型コロナの影響を受けるかもしれない。
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2021明治安田生命J3リーグ、テゲバジャーロ宮崎の結果(第5節)
 テゲバジャーロ宮崎が今年から参戦している2021明治安田生命J3リーグは15チームによる2回戦総当りリーグで行われる。日程は3月14日から12月5日まで(宮崎は第9節と第30節が休み)。上位2チームがJ2ライセンスを持っていれば、自動昇格する。3位以下の昇格はない。
 テゲバジャーロ宮崎は昇格にあたり、S級ライセンスを持つ内藤就行氏が監督に就任(前監督の倉石圭二はヘッドコーチ)。内藤監督がJクラブで指揮を執るのは初めてになる。新しく加わった選手は5名で、大幅に戦力が上積みされたとは言い難い。内藤監督は7位以内を目標に掲げている。

【第5節】vs鳥取(2-1) 3位(3勝1分1敗)
 今季3回目のホームゲーム。勝てば3連勝となる。相手はガイナーレ鳥取。2011年にJFLからJ2に参入したが、2014年からはJ3に留まっている。
 試合は前半は宮崎、後半は鳥取の流れ。前半14分、梅田のゴールで先制。22分には梅田の軽いパスに藤岡が合わせて2点目。前半の宮崎はチームの連動性もあり、個人技も冴えて、場内が沸くことが多かった。しかし、後半になると立場逆転。後半15分にバックパスを奪われた場面が起点となって失点。そこからも猛攻にさらされたものの、守備系の選手をピッチに送り続けて逃げ切った。
 宮崎は3連勝で3位に浮上している。

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第23回日本フットボールリーグ、ホンダロックSCの結果(第5節)
 第23回日本フットボールリーグ(JFL)は、17チームの2回戦争当たりリーグで行われる。開催期間は3月14日から12月5日まで。J3に昇格するチームがない場合、15位以下に降格の可能性が生まれる。
 12年連続参戦のホンダロックSCは、昨年は12位と低迷した。ちなみに、過去5年間の順位変動は激しい(4位→8位→14位→6位→12位)。宮路洋輔監督としては2年目となる。新加入は4名。ユニフォームは今までで一番カッコいいと思う。

【第5節】vsHonda(1-2) 10位(1勝2分2敗)
 2試合続けてのホームゲームで相手はHonda FC。第4節まででHondaは3勝1分の無敗だった。
 前半は1-1、後半は24分の時点で2-3とロックが常に追いかける展開。しかし、残り10分になると防御力がゼロに。あっさりと3失点して2-6で敗れた。この時点での11失点はリーグワースト。無失点は1試合だ。

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